2016年12月17日

★串本大島しょらさん渡船で竿お納め

★串本大島しょらさん渡船で竿お納め

昨日、北西爆風予報の中なんとか風裏をさがして串本大島しょらさん渡船に 10m予測なので萩尾、出雲なら海は凪ぐが体はまともで老体では耐えきれないと思い後ろに大きな山で風を防いでくれる串本に30年ぶりに行ってきました。結果は30cm級が3枚に25cm前後10枚の結果。乗ったのは須江港すぐ右のハヤマで水深あり適度のサラシありでいい雰囲気だったのですが
★串本大島しょらさん渡船で竿お納め


、30年前の話::::
そのころもちろん橋はなく串本港まで大島の渡船が勢ぞろいで迎えに来てました。私は仕事の後輩2人と少し遅くなり到着、2番船で行こうと港で待ってると1時間待つが来ない。「なんぼ大島往復でも遅すぎやんかい」
そこに見るに見かねたエサ屋のおばちゃんが「にいやんら、何まちやるんない」と南紀なまりで話しかけてきた。「2番船待ってるんやけど、けーへんわ」すると「ここらの渡船は2番船らないで1回きたらもうけーへんで」
「えぇ^~ どうしよう」 「ちょと待ちよし 無線で呼んださけ」
携帯などない時代、しばらくして しょらさん渡船が迎えに
今回の船頭あの時の無口な船頭でした。



あの頃串本駅前は釣り客でごった返してました。
夜明けに天王寺発ハヤタマは到着し駅前のエサやにより港で渡船を待つ人たち。高速などなく大阪から串本など陸の孤島にいくようなもの
特急券のいらずに11時に天王寺発でタバコも吸え酒飲んで弁当食べて夜明けに串本に着く釣り人にとっては極楽列車。私も鳳で仕事してた頃は何回もお世話になりました。釣り人と夜の蝶と酔っ払いばかりの私の好きな列車でした。今は橋ができ便利になったけど、エサやはつぶれ、フェリーも巡航船もなくなり、便利やけど幸せなのか?
★串本大島しょらさん渡船で竿お納め

唯一のご当地ソング古都清乃和歌山ブルースのB面何か知ってますか?1000人訪ねても一人も知らんと思いますけど「串本育ち」
民謡串本節を入れてのいい歌「 しょらさん舟歌胸焦がす~♫」

道ができるたびに旧道にあった店が全部潰れていくのは時の流れでほんとに仕方ないことなんだろうか、;;;
ちょっと感傷的になった今回の釣行でした。
★串本大島しょらさん渡船で竿お納め


Posted by ★★★BODYKISS★★★ at 17:14│Comments(0)
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