2014年10月22日

☆フナムシで石鯛入れ食い

以前 強烈に記憶に残る釣りで吸い込み釣りを書きましたが、
第二弾としてフナムシで石鯛入れ食いシーンを紹介します。

これも25年程前の話ですが、その頃夏場の釣りでマニアックなもの
としてフナムシを餌にフカセがありました。
これはみなべ田辺限定だったと思います。
夏場餌取りだらけの磯でフカセ釣りするにはフナムシまきえの
フナムシサシエの釣り方が流行しました。
もちろん現在も行われていますが、あんまり見なくなったような気がします。多分フナムシ代金高騰が原因かと思います。
それとオキアミ以外のフカセは邪道とする風潮もあります。
その頃はネリエが流行ったり、湖産エビでやったりと今よりバリエーションは豊富だったと思います。

話は戻ります、その頃でも1k¥5000の高価なものでした。
サシエだけなら虫取り網を改造して夜にテトラや岸壁に取りに行ったものでした。しかし半日撒餌もとなるとそういうわけにいかず;;
渡船屋に電話しとくと朝船着場に名前書いたメモつきのフナムシかごが用意されてました。それを持って沖磯に通ったものでした。

ある日田辺の湾内で友人とフナムシフカセしてるときのこと。
地元のオイヤン2人が田辺箱にどっかり座り竿は古いグラスの太い奴で
リールも古いでっかい投げ釣りに使うやつ。
仕掛けはナス鉛8号ハリス8号を30cmぐらいを竿下に放り込むだけ。
サシエはそのへんのフナムシを捕まえます

そんな仕掛けで1時間ほどで2人は30~45cmの石鯛を8枚ほど立て続けに釣り上げました。
隣でせっせと撒餌してる僕たちは呆然自失であっけにとられるだけ。
「なんじゃこりゃ」 「オイヤンら餌代かからんとよーけ釣るなー」
と思わず声掛けました。すると返事は「わえらは魚あるとこに餌放り込むさけ釣れらよ」と。
「なるほどな地元のオイヤンはいつどこでなにがどんな餌で釣れるかしりつくしてるんやなーこれは勝てんわ」と思ったものでした。

釣りは腕も大切やけど、時期と場所とエサが一番のキモだと思ったものでした。(道具は最後の最後ですよー)
☆フナムシで石鯛入れ食い


Posted by ★★★BODYKISS★★★ at 19:01│Comments(0)
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