2014年10月23日

☆阿尾 クラカケ磯での紀州釣り名人 あとにも先にもこの人だけ

強烈に印象に残る釣り第三弾は;;;;
これも30年程前の話になりますが、
当時阿尾の照ちゃんイカダにメチャ通ってました。
市内で紀州釣りしていたのですが、より大きいチヌを
釣りたくて南へ足を伸ばしていました。
その頃はネットもなくスポーツ新聞釣り欄か雑誌が情報源。
釣りサンデーの記事で照ちゃんイカダは長竿で釣りが可能と。
イカダ釣りといえば短竿の脈釣りが主流でかなりマニアック。
長竿なんてとんでもなく邪道とされて時代。
そこで友人たちと通いつめ、ある晩秋に一人で訪れたとき
おばちゃんが「たかはっさん、北西吹き始めたんでイカダもうしもてん」
言われ、ガックシ。「磯行ったらええやん チヌ、グレ釣れるで」
と勧められ、子供の時以来磯に急遽行くことに。
その時分はブーツもベスト着用もうるさくなくそのまま磯に。

右も左もわからず、オイヤンに「その磯ににいやん降りるからいっしょに
降りなあ」言われ、ちょっと年下のにいやんと小浦崎の内側の小さいクラカケという磯に降りることに。
どこがポイントかもわからずニイヤンの釣りをちょっと見学することに。
まずその道具立てにビックリ、普通ののべ竿に糸を20mほど結び、
浮きはゴム管で固定玉浮き、どないして取り込むんやろ、仕掛けはほり込むんやろと思ってると。
2、4m程の先にカギ針ついた竿を4本ほど並べだした。
「うーーん???」
足元にゴムマットを敷いて糸を丸めダンゴを投入、手で糸を持って仕掛けを回収しマットに糸を置く。
そのうちデカチヌをかけると元竿で手繰り寄せ、糸にはあらかじめ4箇所の結びコブがあり、そのコブに手元のカギ針つきの竿を引っ掛けて手繰り寄せの繰り返しでチヌを簡単に寄せてタモ入れ。
私は初めての釣法にあんぐり感動。
その時もちろんボウズでにいやんは10匹程で終了。
話を聞くと雑賀崎の双子島クラブの人でこれがほんまの紀州釣りだと
教えてくれた。リールなどなかった時代から伝わる伝統釣法を
初めて見る機会となりました。
今まで30年ほど紀州釣りやってるけど、この人ほど見事な釣りは
それ以来見たこと出会ったことないです。
その頃栗本商会が事務局で会員制で双子島クラブがあった記憶ありますが、現在は定かでありません。
もう一度ホンマに見たいものです。

☆阿尾 クラカケ磯での紀州釣り名人 あとにも先にもこの人だけ


Posted by ★★★BODYKISS★★★ at 15:34│Comments(0)
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