2014年11月26日

☆渡船屋シリーズ 兄ちゃん 金金金もろたか?

今回は渡船屋シリーズです。
昔、阿尾磯に通った時にTちゃん渡船の船は当時、
客の少ない時は
第二照丸という小さな船を使ってました。
ハンドルはなくオイヤンが足で舵を操作する船でした。
なぎの時はいいのですが、ちょっとでも波があると
産湯湾を横切るだけで木の葉のように揺れたものでした。
そこで小浦から出船する磯崎渡船にも通うようになったのです。
ここからは小浦崎はすぐで、それを回った一のハエ、二のハエなども
随分近いのです。船もそこそこ大きくて船頭もおとなしく親切で
腕も確かでしたし、結構マイナーでメディアにもほとんど登場しなかったので、いつも空いていました。
ただおばちゃんが変わってました。到着して待合に行くと
おばちゃんが出てきて、おはようより先に速攻「兄ちゃん¥2500前払いやでik_04」とハン押したように渡船料を請求するのでした。
そして船頭と雑談中にも必ず1回は奥から(*_*)を出し
兄ちゃん 金もろたか?ik_04と聴きに来ます。
「さっきはろたよ」 「あーそうやったかいな」
船頭が「そろそろ行くで荷物港におろしてよ」
みんながぞろぞろ港におります。
そこでまたおばちゃん再登場し
兄ちゃんら 金もろたかーik_04」と最後の確認
さすがにこれには全員キレ気味で吐き捨てるように「はろたわ」
その日は「兄ちゃん今日弁当できへんから、牛丼で我慢して
下のひも引張たら熱出て熱くなるやつや 持って行って」
当然近くにはコンビニなどあるはずもなく、それを受け取り磯上がり。
寒の時期そんな小細工で熱くなるわけもなく、冷えひえの牛丼を食べ。
「ホンマに仕事のせんオバンやな 金だけはワーワー言いやがって」
と友人と言い合い釣り終了。
その時は釣果はあんまり覚えていないが、
港に戻ると桟橋におばちゃんが迎えに来てて
「兄ちゃんら牛丼美味かったやろ」
「うっうん;;;」

そして最後のダメ押しface08face09
ところで兄ちゃんら、金もろたかな?」
ダメだこりゃで僕たちは港をあとにするのでした。
☆渡船屋シリーズ 兄ちゃん 金金金もろたか?


Posted by ★★★BODYKISS★★★ at 17:13│Comments(0)
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